神津島村(こうづしまむら)は、東京都の伊豆諸島に位置する総面積約18.58平方キロメートルの小さな離島です。人口は1,738人、世帯数は911世帯(令和6年12月1日現在)の離島です。
昔から一人ひとりがお互いに助け合って生活を支えてきた島の暮らしには、都市部では想像できないほど、人と人の深い結びつきがあります。

(出典:神津島LIFE)
そんな神津島村役場では現在、「一般行政事務職員」「栄養士(栄養士免許のみ)」「保育士(中途採用)」の方等、共に働く職員を募集しています。
また、2025年1月~3月まで随時募集中で、新卒・中途採用もOKです。さらに、入職時期はご相談の上、決定できます。
\こんな方におすすめ/
- 公務員として離島で働く希望のある方
- パートナーの転勤等でいったん公務員を退職された方
- 公務員として働いていたが、家庭の事情でいったん退職された方
- 島(離島)で働くことを希望している方
- 暮らしを支える仕事がしたい方
- お子さんを自然の中でのびのび育てたい方
- 自ら主体的に行動していきたい方
- 民間企業の経験がある方
- スピード感をもって仕事に取り組みたい方
- マルチタスクが苦にならない方
以上の方は、神津島村役場に是非お力をお貸しください!
ご興味がある方は是非、お気軽にご相談ください。
- 神津島村役場 総務課
- TEL:04992-8-0011
- 募集職種:「一般行政事務職」「栄養士」「保育士」いずれも若干名
>一般行政事務職の募集要項
>栄養士の募集要項
>保育士の募集要項 - ご質問等は、「公務in(コウムイン)の求人掲載を見た」と連絡ください。
- (採用試験を希望の方は、以下の採用試験・求人情報からご応募ください!)
離島「神津島村」の夜はいつでもどこでもプラネタリウム


東京都初!神津島村の全域(18.58km)が星空保護区として認定されました。ぜひ、神津島の美しい星空を見に来てください。
本土から神津島村への交通手段としては、竹芝桟橋からのフェリーや高速船、調布飛行場からの飛行機が利用できます。これらの交通機関は天候の影響を受けやすいものの、定期的な運行が確保されており、神津島村から東京や周辺地域へのアクセスもスムーズです。
神津島村のデータ
島名 | 神津島(こうづしま) |
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指定地域名 | 伊豆諸島 |
市町村名 | 神津島村(こうづしまむら) |
マップ | |
人口 | 1,738人 (令和6年12月1日現在) |
世帯数 | 911世帯 (令和6年12月1日現在) |
病院 | ・一般診療所:1か所(東京都神津島村国民健康保険直営診療所) ・歯科診療所:1か所 ※高度な医療が必要な場合は島外の医療機関へ搬送 ※ヘリポートあり |
学校 | ・保育園:1園(定員90名) ・小学校:1校(児童数121名) ・中学校:1校(生徒数57名) ・高等学校:1校(生徒数29名) |
空港・鉄道等 | 鉄道、国道、空港はありません。 ※交通信号機は小中学校前に1か所のみ設置されています。 |
バス・車等 | ・コミュニティバス(島民は無料、島民以外は200円) ※内路地区と浜地区を往復しています。 ※路線バス、タクシーは運行されていません。 ※観光客の自家用車持ち込みは制限されています。 |
各種宅配 | ・約2日程度で届きます。 |
島へのアクセス | ・東京竹芝港から高速ジェット船で約3時間45分 ・調布飛行場から飛行機で約45分 |
生活費・物価 | ・物価は本土よりやや高め ・生活必需品や食料品は輸送コストが加算されるため割高になることもある |
通信環境 | ・光回線やADSLが利用可能 ・主要携帯キャリアの電波は概ね利用可能 |
娯楽・レクリエーション | ・ダイビング、釣り、ハイキングなど自然を楽しむ活動が豊富 ・地域の祭りやイベントもあり |
買い物環境 | ・小規模なスーパーや商店があり(日用品や食料品が購入可能) |
気候と自然災害 | ・温暖な海洋性気候で過ごしやすいが、台風シーズンには注意が必要 ・避難所や防災無線が整備されている |
東京竹芝港から神津島村への船でのアクセス

(出典:東京港埠頭株式会社)
神津島村への船でのアクセスは、主に東京竹芝港(竹芝客船ターミナル)から出発する東海汽船の航路が利用され、高速ジェット船(約3時間45分)です。
※大型客船の場合、夜行便として運航され、所要時間は約11時間となります。
竹芝客船ターミナルは、伊豆諸島や小笠原諸島への玄関口として機能しており、オフィスビルやホテル、レストランなどが併設された便利な施設です。
詳しくは、東海汽船の公式ページを確認してください。
調布飛行場から神津島村への飛行機でのアクセス

(出典:新中央航空株式会社)
調布飛行場から約45分で、新中央航空が神津島村への定期便を運航しています。
調布飛行場は東京都調布市に位置し、都心からのアクセスも良好です。飛行時間は短く、1日3~4便が運航されています。
ただし、天候による欠航のリスクや手荷物の制限があるため、事前に新中央航空の公式ウェブサイトで最新の情報を確認し、予約を行うことをおすすめします。
詳しくは公式ページの新中央航空を確認してください。
神津島村への訪問は宿泊予約が必須!?
神津島村は、交通手段や観光スポットの特性上、離島での滞在時間によっては日帰りでの訪問は難しいことが予想されます。
そのため、訪問を計画する際には事前に宿泊施設の予約が強く推奨されます。(特に夏季の繁忙期(7月の海の日から8月のお盆期間)は予約が集中します。)
島内にはホテル、旅館、民宿、ゲストハウス、コテージ、キャンプ場など、約50軒の宿泊施設が存在し、各施設は独自の魅力とサービスを提供しています。
宿泊予約の方法としては、各宿の公式ウェブサイトや、神津島観光協会が運営するオンライン予約サイト「神津にぃこぉやぁ」などが利用可能です。
離島!神津島村役場の採用試験・求人情報
神津島村でも、普段携わる業務は、他の自治体と変わりありません。
他の自治体勤務と違う点として、人口が少ないため、職員の努力によって、直接村民の生活に大きな影響を与えるという点です。これは、非常にやりがいのある仕事です。また、村民との距離が近いため、直接お礼の言葉をもらえること、名前と顔を覚えてもらって挨拶してもらえることも大きなやりがいです。
一般行政事務職(随時採用)

( 東京都 )神津島村役場
東京都神津島村904
「一村一集落で人口1,738人・911世帯の離島、神津島村の未来を共に支えてください。」神津島村役場では、一般行政職として総務・財政・税・福祉・衛生・観光・教育など、多岐にわたる業務を担当する離島で働く職員を全国から募集しています。
申込期限:2025年02月19日(水)
栄養士(随時採用)

( 東京都 )神津島村役場
東京都神津島村904
「美しい離島で、村民や子どもたちの健康を支える栄養士を募集中」神津島村では、給食センターや教育委員会事務局での栄養士業務を担っていただける方を募集しています。
申込期限:2025年02月19日(水)
保育士(中途採用)

( 東京都 )神津島村役場
東京都神津島村902 神津島村立はまゆう保育園
「自然とともに、子どもとともに、ここだけの保育を」東京都神津島村にある神津島村立はまゆう保育園では、離島で働く保育士を募集しています。
申込期限:2025年03月10日(月)
神津島村役場で働く職員の課題
神津島村での仕事には、島特有の課題と向き合う機会が数多くあります。
また、職員1人あたりの担当範囲や役割は広範囲に及び、入職直後は忙しいことが予想されます。しかし、それは同時に離島でしか味わえない特別な「やりがい」でもあります。
そんな神津島村で働いてみたいと考える方は、ご応募お待ちしております。
神津島村には皆様のお力添えが必要です。ぜひ、よろしくお願いいたします。
東京都の離島!神津島村での暮らし
神津島村での暮らしは、美しい自然に囲まれた穏やかな環境と、温かい地域コミュニティが魅力です。
島民の暮らしと伝統的な文化
神津島村では、人口は1,738人の島民が生活を営んでいます。
生活の中心は漁業、農業、観光業で、それぞれが島の自然や地域の特性を生かした産業として根付いています。
歴史的には、神話や伝説が多く残る神津島は、古くから信仰の地として人々に崇められてきました。島内には「物忌奈命神社」や「濤響寺」などの歴史的な神社仏閣が点在し、特に物忌奈命神社は島全体の守護神として大切にされています。
文化的なイベントでは、夏に開催される「物忌奈命神社例大祭」が最も有名で、島中が祭りの雰囲気に包まれます。これは島民が一丸となって行う行事であり、島外からの訪問者も多く参加するため、地域の文化を広く伝える機会となっています。
離島の魅力を味わえる暮らし
休日には大自然を満喫する贅沢も味わえます。
白砂が美しい前浜海岸や、透き通った海でのダイビング・シュノーケリング、天上山のトレッキングコースで楽しむ季節ごとの花々。
そして、夜には東京都初の星空保護区に認定された環境の中で、島全体がプラネタリウムのような満天の星空を存分に楽しむことができます。
日常業務の中で成長を感じつつ、休日には心と体を癒す豊かな時間を過ごせる環境。
それが神津島で働くことの大きな魅力です。
地域コミュニティと助け合いの精神
神津島村の生活は、地域コミュニティに深く支えられています。
島民同士の助け合いが当たり前の文化として根付いており、農作業の手伝いや高齢者のサポート、海の安全確認など、多岐にわたる活動が日常的に行われています。
新しい住民や観光客に対しても、温かく接する姿勢が特徴で、島の行事やイベントに参加することで自然と島民との絆が深まります。
たとえば、清掃活動や地域の催し物に参加することで、新しい移住者も島の一員として認識されます。
このような温かなコミュニティの存在が、島での生活を豊かなものにしています。
神津島村での住まい
神津島村で地方公務員として勤務する場合、住居は主に以下の2種類が提供されます。
職員住宅 | 村が所有・管理する公営住宅で、職員向けに提供されています。 |
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契約先民間住宅 | 村が契約している民間の賃貸住宅を利用するケースです。この場合、条件に応じて住宅手当が支給さます。 |
そのため、神津島村で地方公務員として勤務する場合は、職員住宅、若しくは契約先民間住宅となります。
神津島村の食文化と特産品
神津島の食文化は、自然の恵みを活かしたシンプルながらも豊かなものです。
海産物は特に新鮮で、キンメダイ、イセエビ、赤イカ、アワビといった高品質な食材が地元の食卓に並び、特産品としても人気で、観光客への贈り物や地元のイベントでの提供料理としても広く活用されています。
さらに、農業ではアシタバやレモン、パッションフルーツなどが栽培され、地元の市場や直売所で販売されています。
医療や公共サービスの現状
神津島村の医療環境は、島の規模に応じた基礎的な施設が整備されています。島内には診療所があり、日常的な医療サービスが受けられるほか、救急対応も可能です。
重大な医療案件については、ヘリコプターでの本土搬送が迅速に行われる体制が整っています。
公共サービスについても、住民の利便性を考慮した取り組みが行われており、島内での生活必需品の流通や、郵便、教育関連サービスが確実に提供されています。
また、インターネット環境も整備が進んでおり、リモートワークを行う移住者にも対応可能です。
教育の環境の実情

(出典:神津島村立神津中学校)

(出典:東京都立神津高等学校)
神津島村では、子育て世帯に配慮した教育環境と支援制度が整備されています。
保育園、小学校、中学校が島内にそれぞれ1校ずつあり、高校については都立神津高校があり、島の子どもたちが地元で学び続けることが可能です。
小規模であることを活かして教師が生徒一人ひとりに丁寧に向き合っています。
子育て世代が暮らす環境
神津島村は、子育て世代にとって安心して暮らせる環境が整っています。
子育て支援として医療費助成制度が充実しており、医療費は乳幼児から高校生まで現在無料となっています。
また、出産祝い金の支給や育児サークルの運営など、親同士のつながりを促進する取り組みも行われています。
神津島村は、子どもの健やかな成長を見守りながら、家族が穏やかに暮らせる環境を提供しています。
島内での移動手段と交通の特徴
神津島村の交通は、島のコンパクトな地形に合わせて効率的に設計されています。主要な移動手段は徒歩や自転車ですが、地元では軽自動車やスクーターも一般的に利用されています。
また、島の中心部にある道路網はしっかり整備されており、各地域へのアクセスが比較的容易です。